遠い目の食いしん坊 -560ページ目

憧れの 丼で馬鹿食い 大箱ケロッグ

私の子どもの時って、『シリアル』って言葉は一般的じゃなかったような気がする。

今でこそいろんな種類のシリアルがあるけど、昔の記憶では『コーンフレーク』が一番に出てきて、それ以降いろんな種類が出てきた。

私の家庭だけの話かもしれないけど 『シリアル』を『コーンフレーク』とか『ケロッグ』って呼んでいた。

「コーンフレーク」以降では、ケロッグの「コンボ」、「チョコワ」が好きだった。
この「チョコワ」も「コンボ」も、アメリカにはありません。
アメリカに来て探したけどない。あれって日本だけのものなのかな。

シリアルなのかスナックなのかわからないけど『ムギムギ』っていうのがあって好きでした。
麦のパフにカラメルのようなこげた甘さとなんとなく コーヒーっぽい味がした。スナック売り場になったので、きっとお菓子なんだと思うけど、私は牛乳をかけて食べてた。最後に残る牛乳がちょっとカラメル味のコーヒー牛乳みたいになるんだ♪

昔、ある夜、母が夜出かけることになり、「夕食に好きなものを買って食べなさい」とお金を渡された。

私と妹が買ったものは、「コンボの大箱」。

しかも各自一箱だ。

実は当時シリアル、、、に、すごく憧れてたんだよね。笑)

異国的な贅沢な、そして食事なはずなのにおやつのように甘い。
しかもビタミンも入ってる!

夕食なのにシリアル。だって、食事だもんね!
大きなラーメン丼にコンボをいれて、牛乳をナミナミと入れる。
白い牛乳がちょっとづつココア色になって、ミロっぽい味になる。
フレークがどんどんふやけて、そのぐちょぐちょが好きでもあった。
ぐちゃぐちゃになるのがいやで、すばやく食べる人も多いのにね。

それ以来、母が用事で出かけるときの私たち姉妹の食事は、昼でも夜でも

「コンボ大箱の馬鹿食い」



それにしても、、今ならそんなこと出来ないなって思う。
小学生の胃でなんであんなに馬鹿食いできたんだろう。

憧れのミルクティーケーキ

日本で結構メジャーなのは紅茶フレーバーのデザート。
プリンだったり、パウンドケーキ、シフォンケーキ、クッキー・・
アメリカでは少ないですね。
ほとんど紅茶フレーバーのお菓子をみかけることがない。
昔から作ってみたいなって思ってた憧れの紅茶のパウンドケーキ。
今回やっと重い腰を上げました・・笑)

午後ティー大好きな旦那は気に入ってくれるだろうか。

日本のパウンド型なら2本分・アメリカのパウンド型なら一本分。
バター控えめのちょっとローカロリーなレシピです。
香りがすごくいいですー。
ポイントは葉だけ入れるのじゃなくて、紅茶抽出液を入れるところでしょうね。

下で紹介している紅茶の味のお菓子の料理本、、すごく欲しい!

<材料>

薄力粉 250g
ベーキングパウダー 小さじ2
無塩バター 80g
ヨーグルト 大匙3
グラニュー糖 150g
卵 2個
牛乳 60cc
刻んだ紅茶の葉 大2 (又はティーバッグ)
熱湯 100cc

1)薄力粉・ベーキングパウダーはよく混ぜておく。

2)ティーバッグじゃない場合、紅茶の葉大さじ1を細かく刻んでおく。

3)残りの紅茶の葉大さじ1はコップに熱湯を注ぎ、紅茶を入れて漉す。冷ましてから牛乳を加え合計110cc前後にする。

4) ボウルにバターをクリームっぽく混ぜ、グラニュー糖を加えてさらにミックス。卵をひとつずつ加えていく。

5)手順2であわせておいた薄力粉の混ぜたものを、ミルクテイーと交互に手順4で作ったもに加えていく。

6)紅茶の葉、、大匙1を混ぜ込む。

7)オーブン摂氏180度(華氏350度)で45-55分焼く。



著者: 赤堀 博美
タイトル: 紅茶の味のお菓子―人気フレーバーのNEWレシピ25


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Chokottoさんのトラックバック↑↑
chokottoさんが、先日私が作った上新粉のりんごケーキをトライされたそうです。私の作ったものよりおいしそー。
焼き時間が若干長くかかったようですが、オーブン、りんごの状態にもよるかもしれないですね。試行錯誤でしょうか!

あんしんごま団子

上新粉が残っているので、ちょうど冷凍庫にあんこもあるし(海外にいるのにこの材料!)お団子を作ることにした。
飲茶の揚げ胡麻だんごが大好きだけど、高カロリーにて晴れ晴れ気分で食べることが出来ない。
今回作ったのは、団子を揚げないで茹でて胡麻にまぶして食べる。
あっさり胡麻だんごなので安心。しかも胸焼けなしだ。


++ 材料 ++
上新粉 ー 適当(食べたい量)
水 ー 適当 (上新粉にちょっとづつ入れてく)
あんこ ー 適当
炒りごま ー 好きなだけ


水と粉を混ぜて耳たぶの硬さにして、
あんこを中に入れて、浮きあがるまでゆでる。
氷水にとって水切り。
即、いり胡麻にまぶして食べる。
上新粉に白玉粉を混ぜるとさらに美味しいと思います。

・・・・・・・・

お団子を食べていて思い出したのが「団子のおじさん」
昔(昭和40年代に生まれた感覚で)、近所にリヤカーに団子の棚を乗せてお団子を売りに来たおじいさんはいませんでしたか?
全国じゃなくて、単にうちの近所だけの話なんだろうか。

おじいさんの手作り団子で、黒胡麻、、あんこ、しょうゆ、、3種類だけなんだけど売っていた。
一本いくらだったんだろう。。。10円?20円?

おじいさんが近所にくると、鈴を鳴らしているのですぐわかる。
砂糖に群がるアリのように、近所の子どもたちが10円玉を握りしめて団子おじいさんに群がる。

子どもの姿だけだったのは、きっとお母さんのお使いも含まれていたからだと思う。
団子を買いにいくことは焼き芋を買いに行くような感覚だ。
大好きで飛んで買いに行きたいが、ちょっと後ろめたい感じじゃないだろうか。

「やだ!あの奥さんったら また団子よ!」

なんてうわさになったら困る。
そんな裏事情があったのかは定かではない、、、私の憶測だ。

とにかく美味しかったんだよね。大好きでした。


ところが、ある日悪い噂が巷に広がった。

「だんごじいさんったら、立ちションして手を洗わないらしい。」

この噂は、少なくとも私にダメージだった。
噂に翻弄なんてされちゃいけないて思うけど、、、

いつの間にか、おじいさんもリタイアしたのかな。
あの鈴の音を聞くこともなく、私たち一家は引越しをした。



 

旦那の貧乏な子ども時代

以前記録してた過去の会話から・・・会話は英語です。



娘5歳がある夕食時、、「食べたくない」と我が侭言うんです。
旦那が彼の子供時代の話をはじめた。(大袈裟です)


「おまえは本当にラッキーだ。こんなにおいしい料理をマミーに作ってもらって。僕が子供のころ 何食べてたか知ってるか。」

「何食べたの。」

「食パンにバターだ。それだけだったんだ!」

「いつも?」

「あたりまえだ」

「マミーは 日本でカレーとか寿司とか食べていたようだけど、ダデイーには 食事に選択肢はなかったんだ」

「えー、いっつも?いやだー」

「そうなんだぞ、たまにラッキーな時、砂糖があって、バターパンに砂糖を振り掛ける事を許されて、、。それもうちで砂糖を買えたときだけだ!砂糖は贅沢品で 1パウンドは45セントもしたんだ。うちは買えなかったんだ!」

「新鮮野菜なんて食べなかった。 野菜は全部缶詰だ! グリーンピース、ほうれん草!  ほうれん草だって酢で味付けだ!新鮮な野菜は 自分で育てた 野菜だけだ! 

「じゃ、フルーツは?」

「フルーツ?そんなもん、庭で育てたものだ。店からなんて買わないもんだった」

(これ全部とても ドラマテイックにおかしくいってますから、、私たちは大笑い)

「ダデイーは TVは見れたの?」

「白黒だぞ!今みたいに各部屋にTVなんてなかった。TVにうつるもんは 全部白と黒。チャンネルなんか3つだけだ。アニメだけはいるチャンネルなんて なかったんだぞ。アニメが見たかったら、朝5時に起きないと見れない。おまけに20分だけ。それを見たら、 土曜日の朝8時までお預けだ。君みたいに 見たいとき見れたんじゃないんだ!」

「えー!」

「土曜日だって、朝5時のアニメだって、たった20分だけ。僕のお父さんが すぐ フットボールに切り替えても抵抗は許されなかったんだぞ」

「ひゃ~」

「(私)マミーだって あんまりあなたみたいにおもちゃ持ってなかったよ。」

「ダデイーは?」

「ダデイーか? おもちゃなんて贅沢な物なかった! 

「なんにもないの?」

「お兄さん、姉さんいたから全部お下がり。 あったとしても ぬいぐるみだけ 

「ぬいぐるみなんだぁ」

 「他人はそれを ぬいぐるみとは 呼ばないぞ! ”マクラ” と呼んでいた!」 

(爆笑)


「えー?!」

「そう! 僕たちは ぬいぐるみなんてなくて  まくらに顔書いてぬいぐるみの振りしなきゃなんなかったんだぞ! 

「ねー、ダデイー。トイレあった?」(突然)

「そんなもんは ない!  外にある掘っ建て小屋だ。いや、掘っ建て小屋もなかった。草むらだ。大きな木の横にある草むら.そこに穴をほってだなぁ、、、 


「ははー」

・・なんて会話してました。
要するに、、娘に、こんなにいい食べ物とかに恵まれているのに 食べないのはおかしい、、ということを教えてあげたかったんだけど、、少し、、大袈裟すぎたな。
娘、夕食平らげました。

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補足== 義母はお料理が苦手で、ほんと旦那はつらい子ども時代だったそうです。
特に缶詰ほうれん草の酢風味はトラウマらしい・・・・==


上新粉で洋風りんごケーキ

http://www.kenkoblog.com/trackback/seibun/sei_664070 NHKの番組で紹介されていたケーキらしいです。
油は、本来はオリーブオイルらしいですが、
キャノーラオイルで作ってみました。
友人たちとポットラックをするんですが、一人の息子さんが小麦粉のアレルギーでパンや普通のデザートが食べれない。
米ならOKということなので、息子さんも食べれるように米の粉、つまり『上新粉』でケーキを焼くことにした。

焼き上がりました!

★味見のつもりが半分も食べてしまった!

ほろほろの食感。小麦粉なしでお米の粉から出来ているという感動。
茶色くなったところの卵ボーロのような香ばしい懐かしい甘さ。
作るのが簡単でかなりのHIT~~。泡立て一切無し!
あっさりでGood !

** 材料 ** 21㎝のケーキ型(USAサイズ 8x8インチ型)

リンゴ・・・・・・1個
米粉(上新粉)・・・1+1/2カップ
ベーキングパウダー・小さじ2
卵・・・・・・・・・2個
砂糖・・・・・・・・1カップ
サラダ油・・・・・・1/4カップ
バニラ・・・・・・・少々

** 作り方 **
1.上新粉とベーキングパウダーをボウルでMIX。
2.リンゴは皮をむいて小口切り。
3.ボウルに卵を入れて溶き、砂糖、サラダ油を加えてよくMIX。
4.③の中にリンゴを入れて良くMIX。
5.ケーキ型の内側にオイルを塗って、④を流し入れて、オーブンを摂氏180℃(華氏350度)で40分焼く。

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薯蕷饅頭: ヤマイモと上新粉と砂糖とあんこがあれば...by 負け犬san

お友達になった負け犬さんの今日のブログを拝見すると
なんと偶然にも上新粉を使ってお饅頭を作っている。
不思議な偶然を感じました。
日米で上新粉のお菓子を作ってた。