遠い目の食いしん坊 -562ページ目

りんごはママの味

手作りりんごジュースのブログを読んでいて「なつかしい~」気持ちになった。

昔、冬になると、りんごは大きな木箱で箱買い。
みかんも大きなダンボールで箱買いだったよね。

冬に風邪をひくと、母が金色の金属製のおろし金を出して、
りんごを摩り下ろしてくれた。
その摩り下ろしたりんごをスプーンですくって食べると美味しい。
すぐに茶色く酸化するので、急いで食べたもんだ。
家庭でだから、変色を気にしてレモンなんておしゃれなものを入れる余裕はない。笑)
子供心に茶色のりんごってとても嫌だけど、文句言えない空気もあったしね。
摩り下ろすと一層甘みが増すような気がするけど、実際はどうなんだろう。

そのすりおろしりんごをガーゼで絞ってジュースも作ってくれた。
りんごの摩り下ろしにお砂糖とレモンをちょっぴり入れてジャムを作ってくれたこともあったな。
手作りは明らかに市販のものとは味が違う。



アメリカでもやはり似たようなことがある。

風邪の時の食べ物、赤ちゃんの離乳食、子供のスナックといえば、



『アップルソース』


ソースといっても塩辛いソースじゃなくて、
りんごの煮たのをマッシュしたものね。
砂糖は控えめで、入っていないものも多い。
家庭で作るときは、りんごを適当にお砂糖ちょっとと煮て、やわらかくなったら潰す。好みでシナモンを振ってもいい。
熱々で食べても美味しい、キンキンに冷やしてもいい。
我が家には、市販のアップルソースを娘のおやつに常備してる。
砂糖無しのものだけど、十分甘く、新鮮なりんごの味がする。
(今日の画像が市販のアップルソース)


昔を思い出して、娘にりんごを摩り下ろして食べさせたことがある。
「YUM~~!」って喜んでくれた。
おろすのに使ったのは、おろし金じゃなくてセラミック製。
昔よりもスムーズな優しいジャパニーズアップルソースになった。




CORNDOG BREAD

アメリカのアメリカンドッグは、『コーンドッグ』って呼ばれます。

ホットケーキの生地をソーセージのまわりにつけて揚げるのが日本式。

アメリカは生地にコーンミールが入ってて、ほんのりSWEET。コーンブレッドの味。

今日は、コーンブレッドにあらびきウィンナーを入れて焼いた。
食べるときにちょっとケチャップ添えます。

素朴で懐かしい味♪


下記のコーンブレッドにウィンナーをいれて焼くとコーンドッグブレッドが出来ます。

。。。。。。。。。。。。

<コーンブレッド>

■材料 (5人分以上)
コーンミール ・・・ 1+1/2カップ
薄力粉 ・・・ 1+1/2カップ
グラニュー糖 ・・・ 1/2カップ
ベーキングパウダー ・・・ 1 大匙
ショートニング ・・・ 1/2カップ
タマゴ ・・・ 2個
牛乳 ・・・ 1+1/2 カップ

(1)オーブンを185度に余熱しておく。22CM四方のベーキング皿に油を塗っておく。
(2)大きなボールに コーンミール、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを混ぜておく。
(3)ショートニング、タマゴ、牛乳を(2)に混ぜ入れて 泡立機で混ぜる。(軽く フワフワになるまで):4分ぐらい。
(この時 手動や フォークで混ぜるなら もっと長い時間)
(4)
準備した焼き型に入れて オーブンで30ー35分焼く。


 

子供時代のおやつ:『かぼちゃ団子』 『いも団子』 『チュー』

幼稚園時代、小学校低学年時代というと、私の場合昭和40年代です。

あちこちの友達の家に行ったり来たりの毎日だったな。

北海道&札幌という土地柄のせいだろうか。
どこの家でも出てくるおやつというのが、

『かぼちゃだんご』

『いもだんご』


 だった。

団子といっても、丸いのが串に刺さっているわけじゃなく、丸くて平たい。
いももち、かぼちゃもちといった感じだろうか。

ジャガイモでも、かぼちゃでも、ふかした後、荒くつぶす。
皮なんかも混じってるけど気にしない、いや、むしろ皮が美味しかったり。
熱々に片栗粉を混ぜて、お砂糖とちょっぴり混ぜる。
フライパンに油をたっぷり引いて、じゅーじゅーと焼くのね。
バターは高級品! サラダ油が常識!

その熱々が、お皿に盛りつけらられ、子供部屋で食べる。
子供部屋にはテーブルなんてないので、床において、おままごと状態でおやつをむさぼる。

たまーに懐かしくて、今でもかぼちゃ団子は作ってしまう。
あのモチモチの感触、ほんのりした甘さ。
たまに歯にあたるかぼちゃのかけら。


異色なおやつとして、もうひとつ流行っていた手作りおやつ。

『チュー』

名前が怪しい。語源も不明。

片栗粉、砂糖、水・・・これだけが材料。

とろとろのクレープの生地くらいの堅さする。

フライパンは、かぼちゃだんご、いもだんごの時以上に油を引き、
焼いてるのか、揚げてるのかわからないぐらいでクレープを焼く要領で焼いていく。焦げ目をちょっとつけると香ばしい。

出来上がりの油たっぷりのクレープ『チュー』にお砂糖をたっぷりかけて食べる。
もちもちのクレープだ。
油と砂糖のうまみだよね。
質素なおやつだったけど、美味しかった記憶。

「『チュー』食べるかい?」

「うん!」


今度娘にも作ってみようかな。


パンプキンパイを焼いていて思い出したおやつたちでした♪
それにしても、小麦粉より片栗粉が活躍だったね。



人生の一升瓶・・・じいちゃん説

じいちゃんが死んじゃってから20年になる。
じいちゃんは、病状が悪化する以前には病院の養老院で生活をしていた。
何ヶ月に一度、パチンコに立ち寄って、たくさんのチョコを抱えて孫の私たちに会いに来てくれたものだ。

特にじいちゃんと親身な話とかした記憶は無いのだけど、
ひとつだけ強烈に覚えているじいちゃんの言葉がある。


「人間ってのはなぁ・・・生きてるうちに一升瓶一本分のうん○を、食べてるもんなんだ。手をいくら洗っても必ず残ってて、ちょっとずつ食べてるもんなんだ。」  


うひょ~~!


その話を聞いてからちょっと神経質になった。
手洗いも、注意するようになったね。

まあ、じいちゃんの時代って、手洗いといっても石鹸もろくになかった時代だったのかもしれないし、水でさえ貴重だったのかもしれないから、ちゃんとした手洗いなんて出来なかったのかもしれない。


それにしても、、、、


一升瓶分の・・・・・汗)


しばらくトラウマだったよ。


ほんとだったら怖いよね。


え?ほんとなの?



Valentine's day 近し・・

バレンタインまで1週間を切ってしまった。

日本ではバレンタインというと『女→男』が定着しているけど
きっと日本とか韓国なんかだけの話なんでしょうね。

実際アメリカなどでは、『女→男』の逆の『男→女』というのが普通。
いきなり『告白』なんてしないしない~~!
バレンタインにいきなり知らない人からもらったら、
外国では「何この人?!」ってびっくりされるよね。

日本では好きな異性対象のバレンタインだけど、
諸外国では、「大好きな人たちへ」という意味合いもある。
だから、自分のお母さんにカードとお花をあげたり、
親戚の大好きなおばさんにカードを送ったり、
いつも遊ぶ友達にあげたり。
恋愛の対象じゃなくっていいんだよね。

義理チョコ云々だとか、チョコのほかに高級なものもあげなきゃとか、
そんなこと忘れて、

「私の感謝の気持ちを大好きな人たちへ」

ってことで心にある人に渡す。
いいよね。


★ こんなかわいいアイディアが日本にあるのね♪
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/09/news038.html